今日はChatGPT 4oモデルで、エクセルファイルの整形を行っていました。エクセルファイルをアップロードして、シート1にあるデータを、シート2の例のように整形するように依頼しました。すると数秒後に、できました‥、こちらから出来上がったファイルをダウンロードできます‥‥といってきました。さすが早いものだと早速ファイルを開いてみたのですが、全然だめでした。これこれこんな部分がちゃんとできていないと教えて、こういうアルゴリズムをつかったらと提案。今度は完全にできましたというのでダウンロードしてみると、これもダメでした。シート2のようになるまでいろいろコードを改変して、ちゃんとシート2のようになったら教えて‥と言うと、途中経過をいろいろ出力して試行錯誤している様子が表示されました。Pythonのコードを使っているようで、まだ駄目です、改良中です、というのが数分続いてやっとできたというのでダウンロードしても、ダメダメでした。エクセルファイルをPythonで整形するコードを書いているようです。マクロでやったら?するとそういう方法も選択肢にあります。ではVBAマクロを作ってと依頼。あっというまにまともに動くマクロをつくってくれました。どうやらエクセルの操作は、VBAマクロが一番得意なようです。AIもまだまだ不得手な面があるようですね。
AIといえば、京都大学の柳瀬陽介先生は、AIを用いた英語学習授業を実践しておられるので有名です。先生のブログには、私達英語を発表手段とする者にとってとても有用な記事が掲載されています。今日はこちらの記事を紹介します。
https://yanase-yosuke.blogspot.com/2025/05/ai.html
2025/05/29
「AI活用により英語学習者を自律的ユーザーに育てる –京都大学の学術英語ライティング授業についての省察的報告–」(英語翻訳の二次出版付き)
京都大学のこちらのサイトから、先生の授業実践報告書がダウンロードできるので是非お読みになることをすすめます。新時代の英語教育です。
柳瀬陽介 (2025) 「AI活用により英語学習者を自律的ユーザーに育てる
–京都大学の学術英語ライティング授業についての省察的報告–」
『京都大学国際高等教育院紀要』8, 1-27
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/294306