ヘルスインフォマティクスの専門家Harry Burke教授のNIHの講演が面白かったので紹介します。

Harry Burke博士はヘルスインフォーマティックスの専門家です。ずいぶん前からニューラルネットワークを癌の診断に利用する研究をはじめていたこの分野の先駆者の一人だそうです。

YouTubeにも教授の短い講演動画がでていました。

USU Chat: Harry Burke on Artificial Intelligence
https://youtu.be/laYr1iaqVFA?si=5U9l_YbbNjqQcoF8

この動画では、HintonがAIの危険性を主張しているノーベル物理学賞をとったことから始めてAIが本当に危険かという問題を議論しています。アシモフのロボット三原則とかの話、懐かしい話題です。人間とAIはどこが違うかというのを詳しくスライドを使いながら議論しています。AIは医者にとってかわれるか、今後医学とどのようにかかわっていくかという話が最後のほうにでてきます。これに興味をもったら彼の最新のNIHでの講演動画をご覧になることをお薦めします。
Generative Artificial Intelligence and the Future of Medicine
Harry Burke, MD
Professor of Medicine
Uniformed Services University of the Health Science
https://videocast.nih.gov/watch=55089

このNIHの動画では、生成AIの基本的用語解説、LLMの動作原理などを詳しく説明して、このLLMが今後医学でどのように使われていくかというAI後の医学の未来について議論しています。英語はやさしいですので、必見の動画だと思いました。是非ダウンロードするか、字幕を表示してご覧になることをお薦めします。