昔からの定番教科書の改訂版がでていますね。しかしちょっと値段が高すぎます!

今日、発生生物学の教科書の定番 Scott Gilbert他著のDevelopmental Biologyの第13版が去年出版されている知りました。Amazonでみかけたのですが、なんと値段が37449円! しかし日本のOxford University Pressから買うと45396円なのでAmazonで買う方が安いです。Kindle版のEnhanced E-Bookというのは14920円となっています。Developmental Biology XE (English Edition) Kindle版で検索して「サンプルを読む」の部分をクリックすると、今回の版でどんな新しい内容が追加されたかの一覧がみられます。結構いろいろ進歩しているのがわかると思います。でもKidle版で動画などみられましたっけ?

発生生物学を勉強している学生さんには、以前の版(第10版)の日本語訳がでているのでそちらを読むのをおすすめします。日本語版翻訳時に最新情報が追加されているので英語の第10版より内容は翻訳書のほうが新しいです。こういう基本教科書はまず日本語版で読んで、基本的な用語や概念を理解するという読み方をおすすめします。学部生や一般の方は、第13版は図書館で借りて読んだり、先生に買ってもらったりして読むとよいのではないでしょうか。医学系や生命科学系の院生や研究者の人は、電子ブックを買うとよいでしょう。

また、有名な生化学の教科書StryerのBiochemistryも第10版がでていました。Amazonで17298円という値段で高いですね。生化学の教科書については私は以前紹介した次の本がよいと思います。日本生化学会おすすめの教科書です。学部生は翻訳版を買って勉強しましょう!

ミースフェルド生化学の第二版(英語版)を買ってみました。