ChatGPT Plusの能力がどんどん進歩していますね。さっきGPTsというGPTのカスタムバージョンを手軽に作成できるという機能を使ってみました。こちらの紺野 大地先生のツイートで初めてその存在を知った新機能です。
自分専用のChatGPTが作れるOpenAI社の新機能「GPTs」が凄すぎますね…
ほんの5分で、論文のURLかPDFを与えると解説してくれるアシスタント”Paper Interpreter”が完成しました。
今後はここに、「どういった形式で解説するか」などをどんどん追加し、自分好みにパーソナライズさせていきます。 pic.twitter.com/gWDfnr6LDX
— Daichi Konno / 紺野 大地 (@_daichikonno) November 10, 2023
”「論文のURLかPDFを与えると解説してくれる」というだけなら既存のChatGPTでも出来ますが、細かい解説のフォーマットを自由に設定できる点や、繰り返し利用が便利な点などがGPTsの利点です。”との追記も上のツイートについておりました。
GPTsの使い方についてはこちらなどをご覧ください。ChatGPT研究所の昨日の記事です。
【誰でも簡単】GPT の作り方 https://chatgpt-lab.com/n/nb7ca3c406730
自分でこのアプリはどんなことをするかをChatGPT Plusにあらかじめ指示しておくと、その作業用のGPTが作れて、指示した作業が簡単に完了されることができるようになっています。DALL·Eというお絵かき用のGPTアプリを使えば、それを起動してどんな絵を描いてほしいか (日本語可)を指示するだけでお望みの絵がかけたりします。あるいはデータ分析をしてほしいエクセルファイルなどをData analysis 用のアプリ(Data Analysis)にいれれば自動でデータ解析してくれます。もちろん解析の手法や出力方法などもあらかじめ指定しておけるので、lこのアプリを開いてデータファイルを次々と放り込むだけですべての解析終了ということも可能になるわけです。上のツイートにあるように、論文のpdfを論文要約用のアプリにアップロードしてやると、あっと言う間に要約が帰ってくるようにもできます。
Open AIがあらかじめつくっておいてくれたお絵かきアプリDALL·Eとか、英文執筆コーチアプリCreative Writing Coachとか、データ分析アプリData Analysisとかもありますし、自分でアプリを作るのも5分もかからず簡単に完成させたり改良したりすることができます。完成したアプリは公開することもできますし、今月後半にはアプリストアができるのでそこアップロードして、収益を得ることもできるようになるそうです。
写真は私がはじめてDALL·EというGPTで作った70年代の京都、北山の古民家の画像です。日本語でいろいろ指示をあたえて描いてもらいました。ここのところをちょっと変えてとか日本語で指示するとそれに応じて絵も変化させられます。なかなかきれいな画像になっています。