Mathematicaで量子化学計算をするモジュールが開発中とのニュースです。

約一年ぶりに京都にきています。昨年はコロナで人出が少なかったですが、今年は外国人観光客も激増していて賑わいがもどったようです。和服をきて歩いている外国人観光客がとても多いです。またホテルのスタッフもマスク着用は任意になっていて、ほとんどの方がノーマスクです。久しぶりに河原町にいきましたが、昔あったいろんな店がなくなってさみしい気がしました。丸善、駸々堂京宝店、オーム社、京都書院、文祥堂、まんじ堂、河原町の冨美家、不二家など河原町の有名なお店は消えて、ユニクロとか薬局とかの外国人観光客向けの店がほとんどになってしまっています。錦市場も昔の京都市民の台所の性格が消えて、これも外国人観光客向けになっている気がしました。京都の山並みは昔のままですが、比叡山の山頂展望台も消えてもうだいぶになります。年月を感じさせる変化でした。

さて今日はMathematicaで量子化学計算をてがるにできるようにしようというMathematicaのモジュールが開発中であるというニュースです。こちらのツイートをご覧ください。いつも有益な情報を提供してくださっている酒井雄志さんのツイートで知りました。https://nitter.net/830RDEkpvteEODM


こちらのGitHubのサイト
https://github.com/LCPQ/qcmath

およびこちらのプレプリントリンクからご覧ください。
https://arxiv.org/abs/2308.14890

このモジュールはLinuxのMathematicaで動かすようです。動作条件と必要なMathematicaとPython, Python モジュールは以下のとおりです。

Linux OS
Wolfram Mathematica>12.1
PySCF (これはThe Python-based Simulations of Chemistry Frameworkというモジュール集です。これにあうようにPythonとNumpyのバージョンが設定されています)
Python ≧3.6.0
Numpy ≧1.13