ベイズ統計学の「院生、研究者むけ」のよい教科書があるそうです。

ベイズ統計学の大学院レベルの教科書で、このごろ話題になっている本に
Statistical Rethinkingという本があります。これは自分で手をうごかして統計学を学ぶための教科書で、統計学を学校で学ばなかったけれど、なんとなく使っている私のような人間に最適の教科書のようです。Rを活用して学べる本です。ドイツのライプチヒにあるマックスプランク研究所のRichard McElreath先生が書いた教科書で。先生は進化人類学者で、Department of Human Behavior, Ecology, and Culture、Max Planck Institute for Evolutionary AnthropologyのDirectorです。
本のサイトはこちらです。

https://xcelab.net/rm/statistical-rethinking/
対象とする読者は回帰分析などを学んでいるが、統計学でのモデルの扱いに いまいち自信が持てない大学院生や研究者だそうです。すでに第二版がでていて著者は第三版の用意もしているようです。YouTubeにこの教科書を使った講義が全部公開されているので興味のある方はみてみるとよいでしょう。2023年の講義が丁度おわったところだそうです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDcUM9US4XdPz-KxHM4XHt7uUVGWWVSus

githubの講義サイトはこちら。
https://github.com/rmcelreath/stat_rethinking_2023