世界を変えた100のシンボル(上・下)という本を読みました。

近所の図書館で「世界を変えた100のシンボル」(原書房)という本を借りました。
http://www.harashobo.co.jp/book/b611549.html
http://www.harashobo.co.jp/book/b611550.html
これは世界を変えた100の「何とか」というシリーズ本をいっぱい書いている、Colin Salterという人の本100 Symbols that changed the worldを上下の二冊本として翻訳したものです(甲斐理恵子 訳)。

卍とか陰陽のシンボル、♂と♀のシンボル、イスラム教の三日月と星、十字架、ダビデの星、平方根、イコール記号、イギリスのポンド記号、円周率の記号、アメリカのドル記号や日本の円記号、放射能の記号や国連の記号、オリーブの小枝をくわえた鳩、ウールマーク、洗濯表示、バイオハザードの記号、アップル社のマーク、アノニマスフェース、ツイッターのマーク、ウィンドウズのシンボルなどいろんなシンボルの由来やそれに関する面白いエピソードが、それぞれ3-4ページかけて紹介されています。私はイギリスにいたとき、町で赤いポピーの花をつけている人がいっぱいいる日があるのを知りました。なぜポピーを服につけているのかと聞いてみると、第一次世界大戦で多くの人がなくなった戦場にポピーの花がいっぱい咲いていたことに由来する戦没者追悼の日だと教えてくれました。この本には、そのポピーの項目もあって、とても興味深く読めました。またアップルのシンボルの由来も面白かったです。トマトとまちがわれないためにかじったリンゴのシンボルにしたとか書いてあります。詳しくは是非この本を読んでみてください。どれも面白く書けている良い本だと思います。