画面、動画、テキストなどデータをクリップするソフトの紹介―その1

今日は私が使っているいくつかのソフトを紹介します。まず画面の静止画像をキャプチャするソフトです。これはWinShotを使っています。昔からあるソフトですが私のwindows10環境、windows7環境で作動しています。(残念ながらwindows10ではヘルプはでません)。起動して範囲を指定してスクリーンキャプチャするには、デフォルトではAlt+PrintScreenを押します。範囲指定の十字が出てきますので、マウスを左クリックしてドラッグして範囲を決定してクリックするとクリップボードに範囲の画面がjpgで保存されます。もちろんビットマップ保存、jpeg保存などを、アクティブウインドウ、デスクトップ、台形範囲指定、などで保存できます。保存先のフォルダの指定ももちろんできます。このソフトは教材のスライドに資料として使いたい画像を挿入するのに使っていました。

一方、論文セミナーのスライド作りでは、論文のpdfを表示させておき、pdf表示ソフトの画像キャプチャ機能’(Adobe Acrobat Professionalならスナップショットツール)を利用して必要な図や表をクリップボードにコピーして、パワーポイントファイルにペーストします。図をコピーするときにはpdfの拡大表示(ズームインの拡大率)機能を活用して、表示倍率を100%ではなく300% 以上くらいにした上で、キャプチャしたい範囲を指定してキャプチャするのがいいです。100%でやると、できた画像はスクリーンに投影すると解像度が悪くてぎざぎざが目立って使い物になりません。パワーポイントで投影したときに図の画質が十分になるためには、pdfの表示倍率を高くしてキャプチャすると覚えておいてください。

話がそれましたが、上で紹介したソフトWinShotには、さらに定期実行キャプチャというのもあって、指定した秒の間隔で、デスクトップやアクティブウインドウ、指定した台形範囲などを定期的にキャプチャして一か所のフォルダにビットマップかjpegで保存してくれるモード(ファイルに自動ナンバリングもできる)もあります。これも重宝しています。定期的にキャプチャした画像をまとめてpdfにしたりするのも簡単にできますから、この機能の応用範囲は広いです。

あと、画面上で再生されている動画やカーソルの動きなどを動画で記録するためのソフトとしては、OBS Studioとかいうソフトが有名なようです。一度ダウンロードして使ってみようと思いますので次回に報告します。また次回にはクリップボードにコピーしたテキストファイルをどんどん集めていくソフトの紹介もしますのでお楽しみに。

写真は散歩コースの途中でみかけた萩の花です。秋も深まってきました。