あけましておめでとうございます。 本年も皆様にとってすばらしい一年でありますように! 自宅で余った干し柿を庭木につるしておきました。すると春を告げる鳥たちがこまめに食べにやってきています(写真)。春ももうすぐです。去年の末にSpringer社からGlycoscience Biology and Medicineという本が出ました。私達もコンドロイチンやGPI anchorの話を書いています。この本(e-bookもあります)は糖鎖生物学とその医学への応用について基礎から最新の成果までコンパクトにまとめてある本で是非、図書館には備えておいて欲しい本です。同様な趣旨の本が(これにも私達が書いた章があります)、今年日本語でも刊行されますので(NTS社)、糖鎖生物学を学ぶためのテキストとして両者をお勧めします。 さらにHandbook of glycosyltransferases and related genes 2nd editionという本もお薦めです。この本の線虫の糖鎖遺伝子についての項目のほとんどに私達の仕事が引用されています。九大のメンバーなら大学経由で各章をダウンロードできますので、研究・学習に役立てて下さい。上の本にかぎらずSpringer社の多くの本は、九大がSpringerと契約を結んでいるため、無料で読むことが出来ます。残念ながら最初に紹介した本は駄目ですが、 Methods in Molecular Biologyシリーズなどは2014年-2015年分までは全部pdfでダウンロードできます。 なお2016年分は今のところダウンロードできます(2016.01.29追記)九大の方は、このリンクからSpringerのサイトにつなぎ、 Browse by disciplineからLife Sciencesとか、Statisticsとかを選びます。 その後、表示されるページから、Content typeでBookをクリックし、さらに九大からダウンロードできる本に限定するため、Include Preview Only Contentという左上の鍵マークの部分のチェックを外します。するといろんな本が表示されますが、どれもダウンロードできます。表示をsort してnewest firstにすると便利だと思います。RNA Interference Chromosomal Mutagenesis RNA bioinformatics Epistasis など丸ごとダウンロードして読めます。Methods and Protocolsシリーズは全部無料です。 例えば平林淳先生が編集されたLectinsという本などは以下からダウンロード出来ます。 統計学の本では、Statisticsのジャンルで探せば |